« 「そば」と「日本文化」と「99円ショップ」・その3 | メイン | 初物 »

2006年05月25日

「そば」と「日本文化」と「99円ショップ」・最終

ノットジャパニーズのおねーさんは、お連れのおにーさんと
「ふーん、これねぇ・・・」という感じでビンを眺める。

その姿を見て、マスカラおねいちゃんと私は同時にもう一度棚を見上げた。
ホントに、申し合わせたように見上げた。

これしかないよなぁ、と思いながら
無意識に再確認したんだろう。
私も棚を見上げたのは無意識だった。

おねいちゃんと私が叫んだのは同時だった。

「あったぁ~~~!!!」

2人同時に叫び、かつ同時に指差しているその先に
(イメージ:北海道のクラーク博士の像)
「そばつゆ」は、ちんまりあった。

きっと「そばつゆ」が話せたら
「さっきからここにおるっちゅうねん!!」と、返しただろう。
スマン。

ツユの棚の一段上は、ダシパックの棚であり、
その上の棚の、なぜか「スシ飯の素」の横においてあった。

しかも「ビン」ではなくて「缶(カン)」だった。

思い込みって恐ろしい。
「同じカテゴリーのものは同じところにあるはず」という
普段大嫌いな「~はず」という思考を無意識にしていた。
こわ。

おねいちゃんは「そばつゆ」としっかり書かれた缶(カン)を手渡した。
ノットジャパニーズのおねーさんは、それを受け取った。

なんだかわからないけど、ミョーな充実感があった。

おねいちゃんもおんなじようなキモチになったのかもしれない。
おねいちゃんと目があったとき、口にした言葉はまた2人同じだった。

「ありがとうございました~」

おねいちゃんは笑っていた。
マスカラの印象は私の中から消えていた。

帰宅途中に思った。

話しかけたから、
「マスカラおねいちゃん」から
「日本文化伝承に興味のあるおねいちゃん」に変化したんだよなあ、と。

言語コミュニケーション、あなどるベカラズ。

投稿者 Taniguchi : 2006年05月25日 18:24

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)