いま妊産婦さんを支える環境は、決して充実しているとはいえません。
少子の時代と言われながら、産科が減少していく現状で
産科難民とよばれる妊婦さんたちが存在しています。
また、団塊の世代が出産していた時代よりも、多くの育児本が出版されていたり
インターネット上で妊娠や出産・子育てに関する情報が比較的容易に検索できたりするため
妊産婦さんは恵まれていると考えられがちです。
しかしそれは逆に言えば、多くの情報にさらされているということであり
不安を増加させる要因にもなっているようです。
いつ、どんなことを、どれだけ調べればよいのか?
自分のカラダが日々変化していく中、知識を得ようとすればするほど
妊婦さんは情報の渦に巻き込まれてしまいやすくなり、ともすれば出口が見えなくなります。
どんなに知識をたくわえても、解消されない不安は残ります。
それは無事に出産しても、同じことが言えます。
日々成長していく赤ちゃんと向き合うことで、また新たな不安が
出現する可能性はじゅうぶんにあるからです。
このような状況を病産院も把握し「妊娠期から産後期にしっかり寄り添う」ことが
重要であると気づいていますが、なかなか手がまわらないことが多いのです。
昨今の助産師・看護師不足から、妊産婦さんの相談を受けることができる要員を
確保することは病産院側も非常に難しい状況にあります。
また、母体内あるいは出産直後にお子様が天に召されたとき、
今までかかわり続けた産婦人科とはご縁が切れがちになります。
その後のご夫婦やご家族を、今のシステムでは支えるところが
非常に限られているのが現状です。
不安を抱える妊産婦さんに、寄り添うにはどうすればいいのか?
たとえお子様が天に召されたときでも、ご希望をされる限りサポートし続けるには
どうしたらよいのか?
私たちは考えました。
◆看護師・助産師・保健師が妊産期一貫継続サポートをつくりました |
病院から私たち看護職が飛び出せば
One to Oneのケアが提供できるのではないか。
お一人お一人のカラダとココロに、向き合い寄り添うことができるのではないか。
そう考えた看護師・助産師・保健師が妊産期一貫継続サポートをつくりました。
このサービスは、パートナーシップに注目しているのが特徴です。
子育ては、夫婦や家族の共同作業である、というパートナーシップをふまえて
看護職(看護師・助産師・保健師)が少人数担当制でご家庭あるいは
ご指定の場所に訪問し、ご夫婦やご家族に寄り添いながら、見守り続けます。